一般の建築方式とオープンシステムの比較

オープンシステムをマンガでわかりやすく説明しています.
マンガで分かる!『価格の見える家づくり』

建築主さんの関わり方は...

住宅メーカーや工務店に建築を依頼する場合は,
建物が完成してから工事残金を支払い,
引き渡してしてもらって初めて家は建築主さんのものになります.
第三者に任せる感じですね.
オープンシステムの場合は建築主さんが事業者になって
最初から工事を進めて,少しづつ創り上げていきます.
たとえ話ですが,建築主さんが自分の家を創るために,
臨時の工務店を立ち上げるイメージに近いかもしれません.
だけど,初めての家づくりでわからない事ばかりですよね.
借り入れの事から始まって,設計の事,工事監理のことなど.
そこで,私たち建築士がその工務店の営業,設計,工事担当になって
実務を行うんです.社長の右腕となって.
だけど中心は社長である建築主さん.責任はあるけど
自分の家づくりの中心にいつも居るのです.
一生に一度かもしれない自分の家づくり.
少しでも自由に関わって見ていきたい!
という方にはぴったりの方法かもしれません.

建築主さんの意思伝達では...

従来の一括請負方式では,元請のメーカー内に
営業担当,設計担当,工事担当,
そして下請けの工務店の担当など分業制のため多くの人が関わります.
その結果,変更などの連絡事項が現場の業者さんや
職人さんに伝わるまでにとても時間がかかったり,
多くの人を介していくので間違いが起きやすくなります.
一方オープンシステムでは建築主さん,建築士,職人さんが
イコールパートナーで行うシンプルなシステムのため
打合わせもスムースに行われますし伝達ミスも起こりにくいのです.
また,オープンシステムでは直接契約のため
建築主さんが現場で職人さんと
『これを追加したらいくらですか~』『その位でできるのならお願いします!』
なんて会話ができますが,一括請負の場合下請け工務店,
元請のメーカーなど色々な中間マージンが発生しますので
職人さんは答えられません.
だから建築主さんが色々な判断をするのにも時間がかかってしまうのです.

職人さんや業者さんの選定は...

住宅の建築には,職人さんや建材の販売会社さんなどの業者さんが
現場ごとに15社~20社ほどが関わります。
オープンシステムでは,その業者さんすべてと,請負契約書や注文書を交わします 。
よく『その業者さんは自分で探さないといけないんですか?』
という質問を受けますが,そうではありません 。
業者さんの決め方には決まりは無くて,
現場ごとに何社か見積りをとって一番安い
職人さんや業者さんに決める,と言う方法もあるようですが
私は少し否定的です 。
大工さんを初め職人さんの仕事は値段だけでなくて,
技術やセンス、人柄も重要です。
そして全業者さんのチームワークもとっても重要です 。
初めて顔を合わす職人さんが集まって自分の仕事以外は知らないよ・・・と言うより,
気持ちをわかり合ったいつもの顔なじみが集まって,
お互い助け合って現場を進めた方がいい家ができるに決まっています 。
また住宅設備機器などはどこで買っても同じ物なので安い方がいいのですが,
それでも売りっぱなしで後は知りません~という業者さんでは困ります 。
後々のメンテナンスも責任持ってしてくれるしっかりした業者さんがいいのです 。
そこで,私の場合は住宅メーカーで働いていた10年ちょっと,
そして独立してからオープンシステムで家づくりをしてきた中で選ばれきた,
技術,人柄,価格など色々な要素に優れた職人さん,業者さんで
いつも家づくりのチームを構成しています 。
ただその中で,建築主さんの方でご親戚や知り合いに,職人さん,業者さんが
いる場合にはその業者さんに入ってもらっています 。
また知り合いにはいるけど,値段は??の場合は,
いつも私がお願いしている業者さんと値段を比較してみたり...など,
そのあたりは臨機応変に対応させて頂きます。
そして,照明器具やアクセサリーなど細かい材料などは,建築中にゆっくり
インターネットや雑貨屋さんを廻って探していただいて♪
それも建築の楽しみですよね 。