CM(construction management)とは
建築士が設計だけではなく、設計前の銀行との融資の打合わせや見積管理、現場が始まってからの業者の選定や工事管理など、家づくりすべてを統括マネージメントすることを言います。
そしてCMの中でも、建築主が家をつくってくれる職人さんや業者さんひとりひとりと直接発注契約(分離発注方式)して家をつくる時のCMを“純粋な”という意味のpureをつけてPCMと言います。
日本の一括請負方式と違い、海外では一般的な家づくりの方法です。
すべてがそうではないとは思いますが,一般的に 日本では家を自動車や家電のように大量生産するために住宅メーカーというものが存在しています。それ故にメリットもあればデメリットもあります.
私も10年以上、その住宅メーカーで仕事をさせていただいてきました.色々な事を経験させていただき勉強させていただきました.そして,もっとお施主様にとってより良い家づくりとは何か?と考える中,色々な疑問を解消して『100%心の底から、お施主様のため!』と自信をもっていえる家づくりをするために、現在PCMを実践した家づくりをしています。
その結果、住宅メーカーなどの一括請負で存在する『高い中間経費がなくなり』工事金額もすべてオープンになりました。 また最初から最後まで建築士がコーディネートするので打ち合わせが間違いなくスムースに進み、引継ぎミスや担当者どうしの連絡ミスもありません。
職人さんも下請けや孫請けの仕事と違い、『やりがいと責任』を持って仕事をしてくれますし、お施主様も実際自分の家をつくってくれる職人さんの『顔が見える』ので安心です。
そしてなにより私たち建築士が『第3者の立場での監理』をし工事がミスのないようにします。
こうして、『シンプルだけど当たり前の方法』で素敵な家,高品質の家を創る努力をしています。
同じ志を持った建築士の集まりがオープンシステムネットワークです。
オープンシステムには独自の建物登録制度,検査制度をもとにした補償制度があります.
工事中,完成後のあらゆるリスクから大切な家を守る幅広い内容の補償システムになっています.