小淵沢の家の改装工事。順調に進行中です。
2021年1月1日
11月から工事を始めた小淵沢の家の改装工事も順調に進んでいます。
こちらは東京で素敵な雰囲気の居酒屋さんを何十店舗も展開する、
企業様の保養所でもあり、たくさんの社員さんが集う場所でもあります。
今回の改装工事は内装のブラッシュアップがメインです。
家全体をシナベニアにグレーの塗装で仕上がった雰囲気を、
真っ白な漆喰、珪藻土壁紙、ペイントで明るく模様替えします。
そして構造上可能な範囲で壁を開口部に改造して家全体を明るくしていきます。
少し暗めの雰囲気だった階段室も隣接する部屋の壁を開口にし、
さらにその部屋のコーナー部を明り取りの開口部にしてペアガラスをはめ込みます。
3階のロフト。12寸と4寸の変則的な屋根形状ですが、寒冷地でファンヒーターで
温まった空気が棟部に集まり結露してカビがひどかったので、
環境の改善のために小屋裏空間を作り換気設備を設けます。
4寸の勾配の屋根に合わせて天井を作って、また違ったロフト空間を演出しています。
その3階に上がる階段も暗かったのでロフトの壁に開口部を!
柱や筋違いはアクセントにして演出します。
壁はシナベニアを目透しで張ってありますので、まずはアク止めを兼ねて下地処理から。
改装なので家具を動かしながら、汚れないように養生しながらなのでとても大変な作業ですが、
左官屋さんもペンキ屋さんも本当に頑張ってくれています。
天井はペンキが仕上がり、壁は下地処理の段階ですが、
既にとても明るい雰囲気になってよい感じです。
新しい開口部はエイジングしたアイアン塗装で仕上げていきますので、
とっても楽しみです!